月収手取り平均10万円(総収入平均15万5千円、母子手当・児童手当を含む)30代前半のシングルマザーです。食費節約のためにベランダでじゃがいもを育てていて、疑問に思ったので調べてみました。
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結論:じゃがいも栽培で『いも』を植えるのは、収量と品質を確保するため
じゃがいもは、私達の食卓に欠かせない食材の1つです。その栄養価の高さや調理のしやすさから、多くの家庭で使われています。しかし、じゃがいもがどのように成長するのか、特に『種』ではなく『いも』を使って栽培する理由については、意外と知られていないことが多いと思います。今回は、その理由を深堀りしてみましょう。
じゃがいもの増殖方法
じゃがいもは、主に『無性生殖』(栄養生殖)によって増殖します。無性生殖とは、親の個体と同じ遺伝子情報を持つ子孫を残す方法です。具体的には、じゃがいもは『塊茎』と呼ばれる部分を利用して増えます。塊茎は、植物が栄養を蓄えるための部分で、地下で成長します。この塊茎から新たに芽が出て、その芽が地上で光合成をするための葉を展開し、太陽から養分を蓄えます。
種子繁殖との違い
一般的な植物は、種子によって繁殖します。種子繁殖は、親の遺伝子が組み合わさることで多様性を生み出します。一方、じゃがいもは無性生殖のため、親と同じ遺伝子情報を持つ個体が生まれます。このため、特定の条件下で安定した収穫が可能となります。例えば、気候や土壌が適している地域では、優れた品質のじゃがいもを安定して生産することができるのです。
無性生殖(栄養生殖)の利点
じゃがいもが、『いも』から増える最大の利点は、成長が早いことと、確実性が高いことです。種子繁殖に比べて、塊茎から目が出るのにかかる時間が短く、収穫までの期間も短縮されます。これにより、効率的に生産することが可能です。

じゃがいもの栽培方法について
以下の方法で家庭でも、簡単に育てることができます。
- 1 種芋を選ぶ: 健康な種芋を選びます。芽が多く40~60gの種芋が理想です。※植え付けの1ヶ月ほど前から、日光に当てて発芽を促します。(浴光催芽)
- 2 カットする: 大きいもの(80~120g)は、芽がついている部分を含むようにカットします。1つの種芋から2~3個の種芋を作ることができます。※切り口を乾かさないと、病気にかかりやすくなります。
- 3 植え付け: 芽が上を向くようにして、種芋の間隔を20cm程度に保ち、種芋が日光に当たらないように覆土します。また、伸びた芽が10~15cmになった頃、1株につき2~3本の芽になるように、摘み取ります。これにより、いもが大きく成長します。(芽かき)
- 4 土寄せ: 茎付近に土を寄せ、いもが緑化するのを防ぎます。緑化するとソラニン(有害物質)が増え食べられなくなります。土寄せは、わき芽取り後と蕾がついてきた頃の2回行うと良いでしょう。
- 5 水やりと管理: じゃがいもは水を与え過ぎると、種芋が腐ってしまうので適度に水をやり、雑草を取り除きましょう。適度な追肥(芽かきの後、蕾がついた頃)を施すこともおすすめです。また、病害虫は、アブラムシによるウイルス病が有名です。アブラムシはじゃがいも栽培の大敵なので、予防・駆除しましょう。
- 6 収穫: 下葉が枯れ始めたら収穫のサインです。
実際にじゃがいもを栽培した結果
去年、初めてじゃがいもを育てました。午前中は直射日光が当たらない日当たりの悪いベランダで育つか不安でしたが、徒長しましたが写真のように収穫出来ました。
アブラムシやモザイク病の被害もなく育てることが出来たので、次回は春じゃがいも栽培をしようと思います。
まとめ
じゃがいもが『種』ではなく『いも』から増える理由は、主に無性生殖(栄養生殖)によるものです。この繁殖方法は、安定した収穫を可能にし、栽培効率を高めるということが分かりました。
この記事を書いている途中で、理科の自由研究に良さそうだなと思いました。また、お子様の食育にも良いかと思います。私は子どもに、じゃがいもを収穫したらポテチを作って食べ放題をしようね!と言って、子どもと一緒に家庭菜園を楽しんでいます(^^)この機会に、お子様と一緒にじゃがいもを育ててみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます!これからも更新を頑張りますので、ぜひよろしくお願いいたします🧸
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