ベランダでコンポスト、SDGsにもなり肥料と培養土の節約ができる!

家庭菜園

月収手取り平均10万円(総収入平均15万5千円、母子手当・児童手当を含む)30代前半のシングルマザーです。肥料と培養土節約のためにコンポストに取り組み2年が過ぎました。

近年、持続可能な開発目標(SDGs)が注目を集めています。私達の生活において、環境問題や資源の無駄遣いを考慮した行動が求めらるようになりました。

その中でも家庭でできる簡単なエコ活動として『コンポスト』が注目されています。今回は、SDGsの観点からのコンポストのメリットや実践方法についての紹介です。

Amazon.co.jp: 【公式・発酵基材付】ROOF コンポスト (ホワイト) 公式 コンパクト 生ごみ処理器 電気不使用 室内使用可 助成金対象 バイオ式 ルーフ: ホーム&キッチン
オンライン通販のAmazon公式サイトなら、【公式・発酵基材付】ROOF コンポスト (ホワイト) 公式 コンパクト 生ごみ処理器 電気不使用 室内使用可 助成金対象 バイオ式 ルーフをホーム&キッチンストアで、いつでもお安く。当日お急ぎ便...

 

結論:時間はかかるが培養土、肥料の節約になり植物にとって良質な土を作ることができる

 これは私が取り組んでいるコンポストの写真です。主に、バナナの皮、みかんの皮、コーヒかす、お茶っ葉、落ち葉、栽培が終了した野菜、野菜くず、などを入れています。

 自分で作ったコンポストは、培養土や土に混ぜ栄養を補填できるだけでなく、土のかさ増しにもなり培養土や肥料購入の節約に繋がります。 

 まずは、コンポストについて説明します。

コンポストとは?

 コンポストは、家庭で出る生ゴミなどを利用して堆肥を作る方法です。庭がないアパートやマンションに住んでいる方でも、ベランダを使って手軽に始められます。

 生ゴミを減らすことで、廃棄物を減少させるだけでなく、土壌改良(生ゴミなどを微生物が分解することにより植物が栄養を吸収しやすくなる)にもなります。

※夏場は分解が進むスピードが早く、分解の際に臭いが発生する場合があるので1、2日に1回かき混ぜるなど注意が必要です。

SDGsとの関連

 SDGsの目標12『つくる責任 つかう責任』において、持続可能な消費と生産のパターンを確保することが重要視されています。

 コンポストは、家庭から出る廃棄物を減らし、資源を循環させるための具体的な行動の1つです。また、良質な堆肥を作ることで、家庭菜園やプランター栽培などに利用でき、野菜が健康に育ち食材の自給率向上に関わることができます。

コンポストのメリット

 コンポストのメリットについて簡単に3つご紹介します。

  1. 廃棄物の削減  生ゴミの30%はコンポストに入れることができ、リサイクル率を高めることができます。これにより家庭でのごみ処理費用(ゴミ袋代など)の削減にも繋がります。
  2. 土壌の肥沃化  自分で作った堆肥は、微生物の分解により植物にとって栄養が吸収しやすくなった土壌を提供します。また、肥料の購入回数が減り節約になり、野菜も健康に育つので家庭菜園での収穫量も増えます。
  3. 教育の機会   子どもたちにとって、コンポストは環境問題や野菜の生育について学ぶ良い機会です。家庭での実践を通じて、コンポストに入れた生ゴミが分解せれていく様子や、野菜の成長について学び、持続可能な未来を考えるきっかけになります。

 子どもと一緒にコンポストに取り組んでいて、1週間前に入れたバナナの皮の行方が分からなくなることを子どもは面白がっています。『目には見えないけど、微生物さんがバナナの皮を食べたんだね!』と話しながら一緒に楽しんでいます。

コンポストの始め方

 ベランダで行うコンポストについてご説明します。

参考動画

1 コンポスト容器の選定

 プラスチック製、木製、布製のコンポスト容器が市販されています。ベランダのスペースに合ったものを選びましょう。※私は、DAISOで購入したバケツや不要になった培養土袋を利用

2 生ゴミの選別

 野菜くずや果物の皮、コーヒーかすなどをコンポストに入れます。私は、みかんの皮、バナナの皮、コーヒーかす、お茶っ葉、野菜くず、落ち葉、栽培が終了した野菜、などを入れています。※肉や魚、乳製品は腐敗や虫の発生の原因になるので避けましょう。

3 適切な環境を整える

 夏場は1,2日に1回、冬場は1,2週間に1回を目安に混ぜる。湿度にも注意が必要で過失の状態が続くと腐敗しやすくなります。

※虫が発生したり腐敗臭がする時

 袋を用意し、コンポストと同じくらいの量の乾いた培養土(使い古した土でも大丈夫)を入れ、良く混ぜて袋を結び密閉します。穴があくと虫が入るので二重にすると良いです。

 週に一度を目安に、袋の結び目をほどき空気を入れるように混ぜる。このようにすると虫の発生や腐敗の進行を防ぐことができます。(今のところ私はこの方法で虫や腐敗の再発を防いでいます)

 通気性が重要なので、容器の底に穴を開けたり、混ぜることで酸素を供給します。米ぬかや納豆(少量)を入れると分解が早まります。

4 定期的な管理

 コンポストの状態を定期的に確認し、必要に応じて混ぜたり、水分を加える。この作業を繰り返すことによって、分解が進み3〜6ヶ月後には良質な堆肥が完成します。

 分解が進み全体的に茶色になり、土のような臭いになったら園芸シート(不要になった培養土袋を切って使ってもOK)などに広げ乾燥させます。しっかり乾燥したら容器や袋などに入れ雨の当たらない場所で保管しましす。

 私は、コンポストに挑戦したばかりの頃に、堆肥化に失敗し野菜を枯らしてしまいました。それ以降、分解には3〜6ヶ月かけて行いしっかり分解するまで使わないように気をつけています。

まとめ

 『コンポスト』は環境に優しいでけでなく、家庭での持続可能なライフスタイルを実現するための手段の1つです。

 微生物は目には見えないですが、徐々に分解され堆肥になる様子は、微生物を育てているようで面白いです。私は、子どもと一緒に楽しみながらコンポストと野菜を育てています。

 臭いや虫が発生してしまう場合もありますが、工夫や対策で発生を防ぐことができます。肥料と培養土の節約(使い古した培養土に自分で作った堆肥を入れ、土壌状態を改善するため)にも繋がるので、家庭菜園を楽しんでいる方におすすめです。

 この機会に、野菜と一緒に堆肥(微生物)も育ててみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございます!これからも更新を頑張りますのでよろしくお願いします🍀

コメント

タイトルとURLをコピーしました